平成29年1月16日 本校第2牧場は、岡山県内初の「農場HACCP(国の衛生管理プログラム)」の認証を取得しました。今回の認証は教育機関としても全国初となります。
農場HACCPは畜産物の安全性を確保する手法です。日常の飼養衛生管理に「危害要因分析(HA)」を行い、「必須管理点(CCP)」を決めてリスクを管理する考え方や、マネージメントの要素を取り込んだ継続的改善が図られる仕組みです。
農林水産省では、平成21年8月に「畜産農場における飼養衛生管理向上の取組認証基準(農場HACCP基準)」を公表しています。この基準に基づき、認証団体(中央畜産会)が審査を行い、畜産農場を認証しています。
本校では安全な生乳を最大量生産するという目標を掲げ、学生の搾乳実習・飼養管理実習においてもHACCP計画に基づき、1つ1つの作業過程での衛生上の問題点と対処法を定めて効率を上げるべく努力しています。