全国各地から集まってきた参加希望の高校生を岡山駅で拾い、一路 酪農大学校へ向かうバスがいました。酪大オープンキャンパスの送迎バスでした。
学校到着後、学食で豪華昼食をふるまわれた後、酪大1年生が第1牧場と第2牧場の案内をしました。夕方、実習作業が待っていますから注意深く聞かなくてはいけません。
13:00~ 酪大に来ないと一生に一度しか聞くことのできない村田先生の貴重~な講義を拝聴します。
①日本酪農の現状
②搾乳理論
17:30~19:00 希望者は在校生と一緒に搾乳作業を体験しました。
19:00 無事に作業を終え、満足感に浸りつつ宿舎に向かいます。蒜山高原の夏の冷気はすごいです。見知らぬ未来の同級生たちと一緒によく眠れるでしょうか。明日も早朝5:30から搾乳実習があります。超ハードなオープンキャンパスだと思います。
翌日5:30 集合点呼から酪大の朝は始まります。在学生は素早く搾乳作業に取り掛かり、その後朝食、授業と続きます。『やっぱ俺 早起きむりだわ~』という高校生は酪農には向いていません。それを実体験してもらうために泊まり込みのオープンキャンパスを企画しているのです。
昼 昼食を兼ねて食堂で懇親会をしました。オープンキャンパス当日高校生は『お借りした猫』になっているので、本来の姿を見せてほしいと職員は思っています。そこで在校生の力の見せどころです。会の雰囲気を盛り上げつつ、高校生の本音を聞き出し、さらには入学の意志を固めさせるという高度な話術がどこにあるでしょうか?ありません。ありのままに酪大を見てもらって、お騒がせなだけの先輩たちの姿を露呈し、『ま、こんなもんなら 大丈夫かも』と思わせる作戦です。