平成27年11月13日(金)に中国四国酪農大学校では創立50周年記念行事を執り行いました。行政、教育、畜産業界からの来賓や、学生、地元酪農関係者ら約130人ものご出席を賜り、記念式典や講演会、記念植樹および祝賀会を盛り上げていただき、一同で酪農大学校創設から半世紀の節目を祝い、今後の更なる飛躍を誓いました。
記念講演では、元校長の古好秀男氏が、「創立50周年の酪農魂を顧みて」と題し、「酪農大学校の歴史を振り返り、多くのご理解とご支援のもとに今この学校がある。50年目を無事に迎えることができ、感謝の気持ちでいっぱい。」と述べられた。
記念式典では、始めに京博司理事長(岡山県農林水産部長)が「酪農大学校の歴史は蒜山の酪農の歴史とともにある。本校が輩出した卒業生の多くが、中国四国各県及び兵庫県をはじめ全国各地で酪農経営や酪農関係業務に従事し、大いに活躍していることが誇らしく、大変心強い。今後も畜産業界の期待に応えるべく次世代を担う人材育成に努めていく。」と式辞を述べました。
また来賓の片山信浩中国四国農政局生産部長、太田昇真庭市長のお二人からからご祝辞をいただき、卒業生代表として長尾寛人同窓会長からもお祝いの言葉をいただいた。続いて、第51期生髙村祐斗くんが「卒業後は実家の酪農を継ぎ、将来は蒜山や北海道の牛に引けをとらないすばらしい牛を育てたい。」と在校生としてのメッセージを披露した。結びに、山田校長がお礼の言葉を延べ、変わらぬご支援をお願いして閉会しました。
*** 式典において酪農大学校の教育活動にご功労、ご支援のあった方々を表彰させていただきました ***
(功労者表彰)
古好 秀男(75歳) 岡山市長年にわたり校長の要職を務め、本校教育基盤の整備や組織改革に尽力した。
(永年勤続表彰)
樋口 照夫(66歳) 真庭市
長年にわたり本校技術員として勤務、牧場業務を通じて学生指導に尽力した。
(感 謝 状)
◎平井 計行(54歳)
特別講師として、削蹄技術を通じた肢蹄管理を指導し、学生教育に尽力いただいた。
◎長恒 泰治(63歳)
特別講師として、家畜審査や毛刈り講習を実演指導し、学生教育に尽力いただいた。
◎千葉 靖代(72歳)
酪農団体の指導者として、本校の教育活動の存続と新たな社会人研修の場の創出に尽力いただいた
◎一般財団法人おからく教育振興会(S49年設立)津山市
酪農の担い手教育活動に対し、多大なご支援をいただいた。
◎中国生乳販売農業協同組合連合会(H13年設立)岡山市
酪農の担い手教育活動に対し、多大なご支援をいただいた。
◎蒜山酪農農業協同組合(S31年設立)真庭市
酪農の担い手教育活動に対し、多大のご支援をいただいた。
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